9月9日は、重陽の節句。菊の節句ともいわれるこの日の行事に、着せ綿があります。菊にかぶせた真綿に夜露をふくませ、九日の朝、からだをぬぐうことで邪気を払うという宮中の行事です。
お菓子は、東肥軒の「着せ綿」

軸には、「山家」と大書した横に「夕暮れは都も雲にへだてつつ とう人も無き 柴の戸の庵」の歌。
小堀権十郎 篷雪 の軸です。秋のさみしくわびしい風情がかんじられます。
花は秋明菊、吾亦紅、鷹の葉すすき。唐銅の花入れにいけました。
香合は、鈴虫。螺鈿の翅、金蒔絵の細い触覚は、いつ見ても感心させられます。




